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歌旅日記blog版

豊田勇造の歌旅日記
<タイ奨学金Tシャツプロジェクト>
勇造オフィスです。ちょっとお休みしていた、タイの奨学金のためのTシャツプロジェクトです。
支援は基金で継続していますが、通常の中学・高校の奨学生のほかに、今年高校を卒業し、音楽カレッジかコンケン大学の伝統音楽科に進学を希望しているオイル君の奨学金支援をすることになりました。
オイル君はクンさんの子供支援プロジェクトの伝統音楽楽団でケーン(日本の笙に似た楽器)を吹いています(右端)。現在そのケーンの勉強をガラシン音楽高校でしています。

昨年、父親が事故に会い寝たきりになってしまったことから、進学が大変難しくなりました。
オイル君の一家を支える父親が働けなくなったのですが、ここでオイル君が働きに出るよりも、もうしばらく勉強して伝統音楽の教師を目指すことが将来につながると考え、大学進学を支援することにしました。大学奨学金は年間12万円を予定しています。
コンケンの友人のフェアトレードの店で、今回の企画にぴったりなTシャツを見つけたので、今回60枚限定で販売します。まずはこのTシャツの売り上げから1枚1000円をオイル君の大学奨学金に充てていきます。
Tシャツの販売以外にも随時、寄付金を募集します。いくらからでもかまいません。
生地は無漂白・無染色のタイ産コットンで、とても気持ちがいいです。サイズは表示サイズといつもの勇造Tシャツとちょっと違うため、ご注意ください。
勇造TシャツでいつもMサイズを着ている勇造ですが、今回のものはFサイズを着ています。

プリントは楽しいタイ東北地方(イサーン)の伝統音楽の楽団の絵(ビューティフル・イサーン)と、ケーンを吹いて踊っている図(ダンシング・イン・イサーン)の2種類です。HPのSHOPコーナーから、Tシャツ欄ではなく、その他の注文欄に書き込んで注文してください。寄付をして下さる方も、こちらの欄に書き込んでください。振込先を連絡いたします。

★XS(身幅45センチ)、★S~M(身幅48センチ)、★F(M~L見当・身幅53センチ)、★XL(身幅58センチ)サイズになります。XS,XLは在庫少な目です。1枚2000円(送料200円)。
 
| Tシャツプロジェクト | 22:29 | - | - | - | - |
<NO NUKES!さあ、もういっぺん勇造Tシャツ>
新デザインの 勇造Tシャツが出来ました!
今回は、あえてメッセージを大きく作ってみました。

スミ
カラー:スミ Mサイズ着用
ヘザーベージュ
カラー:ベージュ Mサイズ着用

いつもの勇造ライブの後ろにかかっている幕のメッセージから
 NO NUKES
 ONE LOVE
 GOOD MUSIC

そして、、「大文字」の歌詞の中から
「さあ、もういっぺん」
のフレーズを楽譜でプリントしました〜。

サイズ:S・M・L(ユニセックス・メンズサイズ)
カラー:スミ(黒)、ベージュ
品質:コットン100%
価格:2,000円
送料:送付先1ヵ所につき何枚でも200円


男女共用ユニセックス。サイズはメンズサイズです。SがレディースのM、MがレディースでM〜L。LはレディースL〜LLぐらいの見当です。
S(身幅48センチ)M(身幅50センチ)L(身幅53センチ)
*XL(身幅58センチ)サイズは、お問い合わせください。
SHOPページからお申し込み・問い合わせください。

*7月26日〜9月中旬はTシャツの発送はお休みさせていただきます

SHOPページの準備が整っていない場合はその他の注文のスペースに内容を記入して送信してください。返信用のメールアドレスは間違えないように入力してください。

ときどき限定でカラーのものを作りますが、HPで注文できる場合は掲示板でお知らせします。

このTシャツの売り上げは、3.11東日本大震災・福島原発事故被災者の皆さんへの支援、タイ奨学金、そしてネパール地震支援に使わせていただきます。
3.11東日本大震災・福島原発事故被災者の勇造ライブの主催者、勇造ファンの方に2011年4月から2015年4月までこのTシャツの売り上げから総額81万5000円お届けすることが出来ています。

注目!
☆売り切れ御免 在庫僅少スペシャルカラー
ヘザーレッド
カラー:ヘザーレッド半袖 トライブレンド(綿・レーヨン混紡)
2500円 S/M/L
ヘザーブラウン
カラー:ヘザーブラウン半袖 トライブレンド(綿・レーヨン混紡)
2500円 S/M/L 
七分袖
カラー:ヘザーチャコール ラグラン七分袖 トライブレンド(綿・レーヨン混紡)
やや細身 S/M/L 2500円 売り切れ

☆デザイン:田中昌子(チャマルデザイン)
☆制作:松浦商店
| お知らせ | 18:00 | - | - | - | - |
NO NUKES Tシャツ新デザインできました
 好評いただいていたNO NUKES ニコちゃんTシャツですが、
NEW CD「蜂鳥よブンブン飛べ」発売に合わせてデザインを一新しました。
NO NUKES ハチドリTシャツです。

ハチドリ墨 ★スミ  ハチドリ生成 ★ナチュラル

まだまだ復興とは言えない津波被災地の現状、
そして、まったく収束どころか漏れ続けている福島第一原発事故の現場‥。
海に汚染は広がり続け、大地や森林の汚染も、人の住む地域の汚染も
まったく解決していません。食べ物にもセシウムは出続けています。
放射能のないふり、見えないふりをしても、放射能は降り続けています。
忘れたふりをすることはできません。
あきらめることなく、原発を止めましょう。
NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC!

ハチドリ紫 アップルグリーン
    ↑マットパープルとアップルミント(在庫少な目)

☆Tシャツデザイン=田中昌子(チャマルデザイン)
☆Tシャツ製作協力 松浦商店

やや薄手(5.0オンス)のコットン100%Tシャツです。勇造さん(164cm)が着用しているのはMサイズです。少しだけ細身。

サイズ:S・M・L(ユニセックス・メンズサイズ)
カラー:スミ(黒)、ナチュラル
品質:コットン100%
価格:2,000円
送料:送付先1ヵ所につき何枚でも200円

男女共用ユニセックス。サイズはメンズサイズです。SがレディースのM、MがレディースでM〜L。LはレディースL〜LLぐらいの見当です。
S(身幅48センチ)M(身幅50センチ)L(身幅53センチ)
*XL(身幅58センチ)サイズは、お問い合わせください。
マットパープル、アップルグリーンは在庫がわずかです。問合せ下さい。
SHOPページからお申し込み・問い合わせください。


今回のTシャツも1枚につき約1000円を、津波被災者、原発事故被災者、
被災者支援NGOなどに届けます。
経費節減のため、詳しい報告はしていませんが、ご容赦ください。
2011年4月から現在までにT シャツの売り上げから計59万5000円を、
被災した勇造ファン個人、被災支援団体に届けました。
勇造ファンから勇造ファンへの橋渡しとして、届けています。
タイ奨学金の方は、今までの蓄積金と、寄付により支援を続けています。
| お知らせ | 16:17 | - | - | - | - |
豊田勇造『蜂鳥よブンブン飛べ 40周年記念』2枚組CD発売!
 豊田勇造オフィスからのお知らせです。

お待たせしました!
歌い始めてだいたい40周年を記念し、2枚組のアルバム
豊田勇造『蜂鳥よブンブン飛べ 40周年記念』
(2枚組CD 2500円 税込)6月20日から発売です。
それに合わせて予約受付を開始します。
(予約特典・送料無料)
詳細→
ここをクリック!

40周年ライブ1

CD1
1. 老いてこそロック
2. 好きなもの
3. 再会
4. 小川先生
5. いとうくん
6. 田中一村
7. ある朝高野の交差点近くをうさぎが飛んだ
8. 小さな町のライブハウス
9. 虹のうた
10. NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC
ミュージシャン:豊田勇造(Vo.g.harp)、YUZO BAND【筒井ケイメイ(Harp)、仲豊夫(G)、山田晴三(B)、永見潤(Dr)】ゲスト 続木徹(Pf)、延谷旨俊(Sax)、五十嵐正史(Chorus)
CD1は2012年6月30日、7月1日と2日間にわたって開催された京都・拾得での「豊田勇造だいたい40周年記念ライブ」の録音からアルバム未収録の新曲を中心に制作。40年以上歌い続けて来た、いまの勇造の音楽世界をYUZOBANDの演奏とともにお楽しみください。

そして、もう一枚のCDは!

CD2
1. 人はみんな死んでいく (1971年 滋賀県ライブ)
2. 夜よ光れ (1972年 幻野祭)
3. MAP of the MAP (1972年 幻野祭)
4. 幻の野原 (1972年 幻野祭)
5. 寝る前5分前のブルーズ (1973年 MAP)
6. 真夜中の船 (1973年 MAP)
7. ことしの夏もどうにか越せて (1973年 西部講堂初リサイタル)
8. 大文字 (1973年 西部講堂初リサイタル)
9. 汚れつちまつた悲しみは (1973年 西部講堂初リサイタル)
10. ヒロシマ (1968年フォークル解散コンサート)
ミュージシャン:豊田勇造(Vo,G)

CD2は、豊田勇造という歌い手の根っこを培った時代、だいたい40年前の1971年から1973年にかけての貴重な音源の中から、象徴的なステージと曲を選んで1枚にまとめました。まだレコードデビュー前の、初々しい歌声を聴いてみてください。

注目は1972年の8月16日の大文字の日に京大農学部グラウンドで行われた「幻野祭」コンサートでの3曲。大文字点火直前まで演奏していたノリのいいバンドのアンコールを求め騒ぐ聴衆。ごうごうたる野次に包まれ、砂や石まで投げられる中、蜂鳥の描かれたギブソン・ハミングバードのギターをかき鳴らし、大文字を背にして一人歌う勇造の姿がありありと目に浮かんできます。

この頃は下鴨のロック喫茶「MAP」で毎週土曜日に歌うことを4年間続けていました。毎週欠かさず聴きに来てくれるお客さんたちに応えて歌い続けたことが、その後の40年を支える土台となったのでしょう。

マップ

「幻野祭」での悔しさを見事に昇華して見せたのが、翌年の京大西部講堂で開いた初リサイタル。ここで作ったばかりの「大文字」を披露します。現在に至る確かな歩みを感じさせる歌と演奏があります。

最後にボーナストラックとして、17歳の頃作った歌「ヒロシマ」を収録しました。この歌でフォークコンテストに入賞したことがきっかけで、高校生の頃からラジオやTVに出演するようになりました。このテイクは1968年10月「フォーククルーセイダース」の解散コンサートに出演した時のものです。

こうやって1枚にまとめてみると、まさに40年前の71年〜73年頃が豊田勇造という歌い手の始まりであり、同時に礎なのだと思い至ります。

40年前の始まりから現在の勇造へ。この『蜂鳥よブンブン飛べ』を聴いて、40周年記念の「拾得」ライブの夜に、そして「大文字」を生んだ伝説のコンサート「幻野祭」に、土曜の夜のMAPに、京大西部講堂初リサイタルに、立ち会っている、そんな気分になってもらえればと思います。
さあ、今夜も蜂鳥よブンブン飛べ!

40周年ライブ2

| お知らせ | 00:00 | - | - | - | - |
2012東北ツアー「さあ、もういっぺん」(4)陸前高田ジョニー
 さて三日目、10月4日は陸前 高田ジョニー。

 この日は大久保くんが釜石の宿から連れて行ってくれた。陸前高田も大槌と同じだった。がれきが片付いただけで、津波で全滅した市街地は手つ かずのまま。地盤沈下のせいで、水がついたままの土地もそのまま。かつては千昌夫が所有していたホテルも壊れたまま。


 2012陸前高田
以前町があったところ。地盤が下がって、水が引かないまま。1年たっても何もない。

ジョニーに着くと由紀さんが笑顔で迎えてくれた。

去年はコンクリートのブロックの上にプレハブ住宅を載せただけの仮設店舗だった。去年のライブのときにはちょうど台風がそばを通り、店が揺れるほどだった。でも今年のジョニーはちゃんと地面に固定され、広くもなり、内装もしっかり。トイレも店内にある。店の中にはレコード、CD、ジャズのポスター、本、ピアノなどなどでなかなかいい雰囲気。でもそれ以上に、由紀さんが居ればそこがジョニー。



高台にある仮設店舗で営業中のジョニー。

三十五年近く 陸前高田で主催をしてくれていた菅野有恒くんは津波で亡くなったけれども、こうして今年も歌いにこれて本当に嬉しい。光照寺の高沢さん、小松くん、横 澤くん、照明をしてくれる黄川田くん。有恒くんの息子の広大くん、それに有恒くんのお母さんが移り住んだ盛岡からわざわざやって来てくれた。

ライブはゲストのやなぎくん、釜石からの三浦くん、木下くんたちとにぎやかにやった。「雲遊天下」を歌うとき気持ちが入って心の中でうるうるしてしまった。というのも、由紀さんは自分で糸をつむいで編み物、織物をする人で、その由紀さんに歌詞がだぶってしまったから。


打ち上げは由紀さんの手料理。秋田からファンクラブ会長の土田博夫君も駆けつけてくれ、持参した日本酒「勇造」で乾杯。去年のジョニーライブに来てくれた京都の中川さんからは京都のお菓子が届いていて、みんな阿闍梨餅を喜んで食べていた。


打ち上げでこんな 話を聞いた。「津波から車で逃げているときに、そばを歩いている人に、声はかけたんだけど、乗ってこなかった。無理やりにでも乗せていれば。でもそれで時 間を取られていたら自分もどうなっていたか分からない。このことが今でも気になって」同じように思う人が何人も何人もいるんだろう。

嬉しいニュースもあった。以前ジョニーライブの時には必ず食べに行っていた蕎麦屋さん、津波で流されてしまったけれど、町の高台で店を再開しているとのこと。来年はきっと食べに行こう。ここのカレー南蛮そばはほんとにうまかったもの。




左から2人目はやなぎくん。由紀さんは店内で準備中。

この日の宿は、ゲ ストのやなぎくん宅。やなぎくんの連れ合いの美幸さんが「今日の由紀さん、とっても楽しそうだったです。由紀さんが喜ぶ姿を見て嬉しくなりました」としみ じみ。やなぎくんは「いつになったら普通にチャージを取ってライブができるようになるかなあ、と由紀さんと話してるんです」と言っていた。

東北ツアーから戻る列車の中で、草山くんの言葉を何べんも思い出していた。

「東北へ来てほしい。今の様子を見てほしい」

                   (東北日記・了)


                    *写真:勇造


*今年も東日本ファン支援プロジェクト「さあ、もういっぺん」への支援、ありがとうございました。皆さんの金銭的・精神的支援で去年に続いて東北へ歌いに行くことが出来ました。このプロジェクト、まだしばらくは続けていきたいと思います。また引き続きよろしくです!


*ぴーすけくん撮影・編集のユーチューブ映像はこちらです。

2011年9月東日本ファン支援プロジェクト「さあ、もういっぺん」

2012年10月東日本ファン支援プロジェクト「さあ、もういっぺん」

 *支援ライブプロジェクトへの送金・詳細

世話人さくらさんのHPよりライブプロジェクトのページへお入りください。

| プロジェクトさあもういっぺん | 13:46 | - | - | - | - |