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歌旅日記blog版

豊田勇造の歌旅日記
祝春一番2012(下)
2曲目の「それで十分」のあと、大久保くんに尺八のソロで「アメイジンググレイス」を吹いてもらう。
震災のあと、大久保くんが送ってくれたCDの中にこの曲が入っていて、とてもよかったので。
大久保くん、きっといろんな想いを込めて吹いていたに違いにない。

3曲目は「大文字」。
春に打ち合わせをしたときに、風太くんが「大久保くん、エルキュール上野とアフターアワーズと勇造とで東北コーナーを作りたい。最後に盛り上がってくれたらええなあ」
と言っていたので、繰り返しの「さあもういっぺん」を沢山の人で歌いたいと思い、
はじめは客席からみんなに上がってもらって、一緒にコーラスしてもらおうと考えていた。

でも、じっさいハルイチの会場に来てみると、時間とか、舞台の上とかがややこしそう。
それで、楽屋に来ていた友部正人くん、大塚まさじくん、田川律さん、ひでまろくんに声をかけて、一緒にステージでコーラスしてもらうことにした。

大久保くん、トランペットのローディ池田くん、エルキュールさんたちとは楽屋で練習しておいた。
長田タコちゃんも出てきてくれて、このメンバーがずらっと舞台に並ぶと「お、豪華やなあ」という声が客席から聞こえてきた。
(客席から出てきもらうつもりで、声をかけていた人たち、スミマセン)


「さあ、もういっぺん さあ、もういっぺん 火の消える前に」と繰り返すと客席のほうからも大きな声でコーラス。
とても嬉しかった。


出番が終わってからは、客席のほうに廻って、演奏を聴いたり、ビールを飲んだり、ワインをごちそうになったり、話したり。
会場の空もいい感じに暗くなってきた。

せっかく近くまで来たので、帰り道、江坂の景気屋に寄ってうまい焼き鳥とビールでバンドのメンバーと打ち上げ。
今年も無事、ハルイチ終了。 
| ライブのこと | 23:20 | - | - | - | - |
祝春一番2012コンサート(中)
 さて、2曲目は「それで十分」。
「今日はいっぱいゲストが来てくれてます」と、
島田和夫こと島やんと大久保正人くんをステージに呼ぶ。
島やんは、元憂歌団の名ドラマー。
大久保くんは、もう35年来の知り合いで、岩手・大槌町在住。
大槌町や釜石に歌いに行くとよく共演してくれていた。
ギター、シンセサイザー、笛、尺八、和太鼓といろんな楽器が演奏できる。
姫神センセーションというグループに参加していたこともある。
去年の秋の、福岡風太プロデュースの大槌町でのコンサートで
久しぶりに会うことができた。


島やんと永見くんのツインドラムで演った「それで十分」は、
とても気持ちよかった。
大久保くんと仲くんのソロのかけあいも、ついつい横で聞き惚れてしもうてた。
そうそう、これは言い忘れたらあかんねん。
「今日は日本の原発50基がすべて止まった記念すべき日です!」
と、言うたら、同じ思いの人がたくさんいたらしく、大きな拍手があった。
その気持ちも込めて「それで十分」。
みんな前で踊ってくれたり、客席で体を揺らしたりしてくれていたのがうれしかった。
つづく。

| ライブのこと | 15:32 | - | - | - | - |
祝春一番2012コンサート(上)
 5月5日の夜、ふとんの中で、
「あべちゃん、明日は晴れにしてや」と願いをかけたら、
天国のあべちゃん、二日酔いやったのか、
5月6日の朝、起きたら京都は雨。
けど、大阪服部緑地に着くころには、ゆっくり空が明るなってきた。
そうして、うちのバンドの出番になったら、日が差してきて、
暑いほどやった。
福岡風太の紹介でステージに出ると、太陽が眩しい。
「サングラスかけたら楽やったな」と思うた。
ふとベースの晴三を見ると、きっちりサングラスをかけとる。
(あべちゃんは、福岡風太と二人でハルイチのプロデューサーをやってた阿部登のこと)



1曲目は「虹の歌」2年前に亡くなったあべちゃんのことを思いながら作った歌。
長いソロが終わり、最後のフレーズ
「夢かもしれない、でも本当に、そうして暮らす人たちがいる」
と歌う前の長めの無音のときにたくさんの拍手が来たのがうれしかった。


photo by yuzo office
| ライブのこと | 20:12 | - | - | - | - |
クリスマスライブ

 12月24日は京都の「拾得」で恒例クリスマスライブ。
拾得では年に4回勇造バンドとライブをするので、
毎回同じことをやらないようにしている。
今回試みたのは「大好きなライブハウス」(拾得のこと)をロックンロールで、
「パラドックス・オブ・アワー・エイジ」をレゲエでやること。
まずまずうまくいったみたい。
クリスマスライブ拾得 
12月24日拾得ライブ

二部では「唇かみしめて」を、3月の津波で逝った陸前高田の有恒くんと12月始めに亡くなったうちの3番目の兄のことも想いながらうたった。

勇造 
クリスマスプレゼントの日本酒「勇造」


25日は大阪のスペースAKで。この店は古本屋兼小さなイベント会場。
仲君、のぶちゃんと3人で演った。大好きな古本に囲まれてのライブ。
ここでは毎年、ライブ終了後に鍋を囲んで忘年会もする。

忘年会では、仲君も俺も歌ったが、
俺のギターが廻って、ロバート・ジョンソンのブルースを歌う人、アイリッシュを歌う人、
「何かを守ろうとした時に」を歌う人もいた。
それを聴いて「だれの歌やろ? キヨシローやわ、きっと」という人もいたけど、
それ、俺のはたちぐらいの頃に作った歌やで。

毎年、帰る前にスペースAKで本を買うことにしていて、
今年買ったのは、加太こうじ「江戸の笑い」。
大好きな落語の話がいっぱいあって、家でねっころがって読むのにばっちりの本。

ちなみにこの2日間の使用弦はダダリオ。なかなかええ音してました。


*拾得ライブの様子をさくらさんがレポしてくれています。
*スペースAkライブの様子はmintjamさんがレポしてくれてます。

| ライブのこと | 16:59 | - | - | - | - |
115回
dadario 
今年最後の福山・松山・西予・四万十ツアーから戻る列車の中で、今年のライブの数を数えたら115回あった。

例年、2月3月の休みを終え、春にその年のツアーをはじめるに当たってギターの弦をまとめて高松のライブの主催者佐藤君のやっている楽器屋HIT’Sで110セットほど買う。
12月、1月のライブを終える頃に、ちょうどそれを使い切るのがここ何年ものことだった。けれども、今年は12月中旬でなくなった。

先週、クリスマスライブのバンドのリハーサルをした京都の楽器屋で弦を追加で10セット買った。
楽器屋にはいつもの弦GIBSON J200がなかったので、ダダリオを買ってみた。
福山・四国ツアーで使ってみたら、これがなかなかいい。
GIBSON J200弦に比べて本番演奏中の弦のゆるみがあまりなく、チューニングが狂いにくい。値段も少し安い。

というわけで、来年はこのダダリオの弦でツアーしようかと思案中。
それにしても、今年この大変な日本で115回もライブが出来たことは、本当にうれしい。

写真は、いまお気に入りのDaddario phosphor Bronze ライトゲージ弦(1弦は012、6弦は053)と最近手に入れたアイリッシュ・シンガー、モーリーン・オハラのレコード『Sings Her Favorite Irish Songs』。

今年もあと1週間。
| ライブのこと | 15:47 | - | - | - | - |
フジロック日記(下)

 Bはるぞうさん


 Dながみくん


 会場も暮れてきました。大文字でエンディング。お客さんはまあ多いとはいえなかったけど、遠くから来てくれたファンの人も、初めて聞いた人もみんな楽しんでくれたようです。おおきに!


 今回の裏方スタッフ、大地くんとユウタくん。
手伝いありがとう!

フジロック公式サイトのレポもどうぞ。
http://fujirockexpress.net/10/?p=3132

<写真;nanako,tomiko&hibari>
| ライブのこと | 18:24 | - | - | - | - |
フジロック日記(中)

31日オレンジコートでの演奏曲は次のとおり、1時間の予定。
1 GIBSON J200
2 走れアルマジロ
3 ブルーズをやろうぜ
4 ブルーズとお前に会った頃
5 帰郷 (ソロ)
6 花の都ペシャワール(ソロ)
7 ジェフベックが来なかった雨の円山音楽堂
8 大文字
隣のステージでは大音響のロック、でもあえて帰郷と花の都ペシャワールは勇造のソロでじっくり。ペシャワールのカーンという音が広い会場に響き渡って、気持ちよかった!
 仲さん弾いてます


 こんなかっこうして〜ジェフベック


何をしているのかというと、勇造はアンプのボリュームを最大にしてギターを近づけて、うぃーんと音を出しています。
あ、もう時間オーバーだけど、だれも止められないので、このまま大文字へ。



| ライブのこと | 18:21 | - | - | - | - |
フジロック日記(上)
去年の円山日記も終わっていなのに、フジロック日記を始めると収拾が付かなくなりそうなので、お楽しみにフジロック記録写真でお楽しみ下さい。(勇造オフィス)

naebashokudo
 <7月30日苗場食堂> 京都から新潟・苗場に着くと雨。ざーざー降っていた雨も勇造&YUZOBANDが登場するとやんでくれました。苗場食堂はリハーサルもノリノリ。沢山の人がぬかるみですべって転んで泥だらけ!

演奏が終わると、またまた雨、宿に戻る車を大胆にもヒッチハイクする青年が。たぶんミュージシャンだろうと乗せてあげると、明日メインの出演バンドのひとつMGMtのベースくんでした。仲良くなって記念写真。

gakuya
 <7月31日オレンジコート> 楽屋の前でケーメイと。下の階にはジョン・フォガティの楽屋もある。

yuzoband
 オレンジコート、ステージ裏のテント楽屋で勢ぞろい。長靴がりりしい〜?

20100731
 人が集まってきました。今日は朝から晴れてる。とってもめずらしいことらしい。

 さあ、ぼちぼちいこか! <つづく>
| ライブのこと | 21:03 | - | - | - | - |
ハルイチ終了
祝春一番2009
2年ぶりのハルイチ。「今回はギターの仲君とふたりでやってほしいんやけど」とプロデューサーのあべちゃんと風太に言われ、アコースティック2本で演った。どんな風になるのかなあと思っていたけど、しっとり、しっかりしたステージになったと思う。
20分の持ち時間、今回はこれで行こうとだいぶ前から決めていた4曲を歌った。仲君のギター、横で聞いてても気持ちよかった。空を見ながら演奏していると、ふたりのギターの音が空に上っていくようやった。
ハルイチではいろんな歌仲間に会えるのも楽しみ。シバ、(中川)五郎ちゃんと久しぶりにゆっくり話しもできて嬉しかった。
コンサートが終わって、CDや本の片づけをしているビレッジプレスの村元さんの横で孫のリョウくんとも話したし。
終わった後で行った江坂・景気屋の焼き鳥のうまかったこと。
| ライブのこと | 23:42 | - | - | - | - |
ジョイントライブ無事終了
焼いてみました
ドラムの島田和夫くん、ベースと歌の藤井裕ちゃんとのスペシャル・ジョイントライブも名古屋のTOKUZOで無事終了。ああ、楽しかった。島やん、裕ちやんと一緒にやると、いっぱい刺激を受ける。
このライブの言い出しっぺで名古屋の主催者の松葉くん「ほんとうは今年で最後、と思ってたけど来年もやります」ということで、来年もやることに決定。
ライブの翌日は、大須に出かけてぶらぶら。「米兵」の楽器コーナーヘ行きギターの牛骨のエンドピンを買い、それから「生駒」で味噌煮込みうどんを食べた。味噌煮込みうどんを食べることは名古屋での楽しみのひとつ。
名古屋から京都に帰るのに、新幹線でなく在来線でのんびり帰ることにする。ゆっくりと窓から景色が眺められるし。贅沢、贅沢。途中大垣、関が原のあたりは、すごい雪。ここは冬はいつも雪が多いところ。
京都に着いたら、みぞれ。家に帰ったら、九州の小原農園の青木さんからあんころ餅が届いていた。さっそく焼いていただく。うまい。ごちそうさん!
| ライブのこと | 15:24 | - | - | - | - |